Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

あけま(遅い)

・今年は、とにかく企画を12個作ろうと思います。それが目標。実際にリリースする数は決めない。


・ちょっと見ない間に Seeeduino XIAOXIAO SAMD21 という名前に変わったのね。Seeeduinoシリーズという位置づけではなくXIAOシリーズとして、後発の XIAO RP2040XIAO ESP32C3XIAO nRF52840 とフォーマットを合わせた形。わかりやすくていいね。

・もし今ホビーなマイコンを始めるなら、電子工作寄りならばこのXIAOシリーズがコンパクトで安くてよいと思う。一方はんだごてとかを使わず出来合いのモジュールでなんとかするならM5系がよいだろう。ディスプレイが必要ならM5StackかM5Stick。表示がLEDいっこだけとかでよいならATOMがおすすめ。

・ところでArduinoは一応新機種も出てるっぽいんだけどあんまり惹かれない。どうやらArduino UNOのMCUとして超ロングセラーとなっていたATmega328PのDIP版がディスコン(こちらの業界で言うところのロットアップ)らしいという噂も聞いた。ArduinoIDEとかは使うにせよ、どうもDIPの抜き差しとかはんだづけとかっていう時代じゃないというか、マイコン業界もソフトウェア重視の流れに逆らえないってことなんだろうなあ。

・パソコンもかつて同じ道を辿ったし、コンピュータ関連の界隈はどこも似たような歴史を持っているのではないか。最初はハードウェアで試行錯誤する時代から始まって、そのうち規格が固まってハードウェアはブラックボックスあるいはコンポーネントやモジュールとなり、最終的にユーザが扱うのはソフトウェアだけになるのだ。そういう収斂進化


・あー、このかゆみは降圧剤の副作用かも。なるほど。 今飲んでいるのはアムロジピン5mg(血管拡張なので当然頭痛もある)、ドキサゾシン1mg(11月まで0.5mgだったが増量)、レバミピド100mg(ムコスタのゾロ)です。なんとなく記録として残しておく。

近況&生存

・プラスチックに穴をあけるのがやたらめんどくさくてさー。いちいちピンバイスとかテーパリーマとかでぐるぐるするんだけどもっといい方法ないのか? はんだごてで焼くってのも、こて先痛めそうで嫌だしさー。

・⋯と思ってたんだが、ちょうどいい、どうでもいい、安物の、あっても使わない、ただ放置してるはんだごてが2本もあるじゃないか。これを使おう。なんか得した気分だ。


・前回書き忘れたんだけど、橋出血の痕跡がありつつおおむね無事なのは出血が小規模ですぐ止まったからで、これを微少脳出血とか言うそうだ。意外と多くの人が経験してるみたいなんだけど自覚症状を伴わないことが多くて、実際どれくらいの人に微少脳出血が起こってるかはいまいちよくわかってないらしい。

・で、左手の動かしにくさ、複視、喋りにくさ等の症状は全て寛解している。気になることがあるとすれば⋯⋯タイミングがよくわかんないんだけどたまに、すんごい皮膚がちくちくしてかゆいときがある。無数の針で色んなところを軽く刺してるような感じ。全身なので帯状疱疹でもないし神経痛でもないみたいだ。完全な勘による見解だが、アポクリン腺かなんかが開いたときに皮膚が過敏に反応してるんじゃないかと思ってるんだがどうかのう。

・減ナトリウム生活はちゃんと続けていて、それにより血圧は150/105程度まで落ちている。絶対的にはこれでもかなりの高血圧だが、最初測ったとき240だったからね⋯。

・食事はだいたい1日1食だけ普通のものを食べ、あとはシリアルとBASEのパン(最近コンビニでも普通に売ってる完全食)くらいで済ますことが多い。そして先週くらいからこのラインナップにみかんが加わった。


・みかんについては、自分ひとりだけでどれくらい食うのか見当もつかず恐る恐る5kg買ってみたら1週間ちょいで消費してしまったんだが次どうしようかな。いきなり20kgって太刀打ちできるだろうか。言うまでもなく食べきる前に腐るのが怖い。

・しかしみかんってもう本当にやったら便利よね。食べるときの手間のかからなさは果物界におけるトップオブトップと言えるだろう。洗う必要がなく刃物も不要で、失敗しない限りウェットな汚れもほぼ生じないという。果物界だけにとどまらず、食物界での上位も充分狙えそうではある。

・あと、改まって文章を読まなきゃいけないとき(例えば記憶に留めておかなきゃいけないものとか、解釈が必要なやや込み入った内容のものとか)にひとつ手にとり、皮をむきながら導入を読み始めるのがすごい合理的に感じる。タバコと似たような用を為すのだ。


・という感じで雑に生きてる。をいおとしよ。(碁の手筋)

10月の病

・未だに一番好きなスペシャルはスーパーセンサーかもなあ。使っても使わなくても自分の戦術・戦略に何の影響もなく、使ったらただ有利になるだけで、スペシャルを使ったことが原因でやられることもほぼないので。

・他のスペシャルは必ずリスクがあるんだよね。アメフラシエナジースタンドですら投げ終わるまでは無防備だ。なお厳密に言うとスーパーセンサーにも一応リスクがあって、使用時のエフェクトでだいたいの居場所がバレる。

発症

・さて、先月起こったことを記しておかねばなるまい。我が人生も終盤にさしかかろうとしているというお話である。

・10月16日、早朝の出来事であった。そろそろ寝ようかなーとか思ってたとき突然、何やら顔面と目に痛み ―― 分泌した汗や涙によって「しみる」みたいな感覚が。それと、たまに1年に1回くらい起こる、とても体調が悪いときの乗り物酔い・アルコール摂取・排尿等で気絶する*1 前兆っぽい、とにかく立っていられず頭の位置を高くしていると気分が悪くなる感じのやつも一緒にきた。「いつものかなー」と思いつつ、なんか左腕の感覚が鈍いことが気になったがとにかく安全に横になって気絶することにした。

・目覚めるとまだ左腕が動かしにくい。しかしそれよりも、右目と左目が見ている像が合わなくて何じゃこりゃ。左右それぞれのピントは合ってるんだけど、両目で見ると全てのものが2つに見える。ぐぐってみたら「複視」というやつらしい。脳神経関係あるいは糖尿病でよく起こる症状のようで、「あー⋯」と思いながらもまだちょっとふらつく感じがあるので安静にしておいた。

・翌日、まあ問題なく立ち上がることはできるし、ちょくちょく片目を閉じるなどすれば近所に買い物に行くくらいはできるようになったが⋯⋯症状をまとめると、

複視。たぶん左目が左下方向にズレていて、両目で見ているものが結像しない。眼前20cmくらいまでは正常に見えるっぽいが、それより遠いと2つに見えるので文字とかを読むのもなかなか疲れる。
(後に左上方向の狭い範囲だけは遠くても結像することに気づいたが、生活する上でこの正常に見える範囲が便利に使えるというわけではない。ただ、遠くにあるものが正常に見えるという現象を確認できるだけでいくらかは安心できるという精神的に重要な用途がある)

左腕~左手が動かしにくい。脳が動作の指令を出してから実際に動き始めるまで数ミリ秒のタイムラグがある感じ。例えば、速くタイピングすると左右の同期がとれない。ピアノはとても弾きづらいがベースくらいはなんとかなるかな⋯。

しゃべりにくい。たちつてと、らりるれろあたりが特に、思ったとおりの発音にならずもどかしい。どのへんの動きが不自由なのかはよくわからんが、例えば歌についても、息が思ったところに当てられずいい発声ができないし音程も全然とれない。音程って耳じゃなくて筋肉でとってるんだね~。

・あとは認知もちょっと鈍いように感じるんだけど、これは複視とかにリソースを取られているからではないかという気もする。とにかくスプラトゥーンはとてもやりづらいのでツナギとプレートをバイト初心者の感じに戻しつつ⋯。

眼科

・しばらく自宅で安静にして、次の週にとりあえずまずは眼科へ。たぶん原因は脳神経系だと思うんだけど、生活上一番困っているのが複視なので。

・複視についてはまーけっこうよくある症状みたいで、先生曰く「半年くらいで自然に治ることが多いが一応念のため脳神経内科へ行って検査するべし」とのこと。近所の大きな病院への紹介状をもらった。

・ついでに眼底検査やらなんやらもしてもらったんだけど、最近もしかしたらと思っていた緑内障などの疑いもなく綺麗なもんだった。ところでこの左目の死角みたいな焼き付きみたいなのは何なんだろうね⋯。

神経内科

・そんでその翌週(発症から2週間後)、脳神経内科で色々検査した。まず尿と血液の結果としては、糖尿もなく、自分的に懸念だった腎臓の数値も正常で、その他出てくる数値も一部基準を超えているものがあるが誤差範囲でありいたって正常とのこと。へー⋯。

・それよりもMRIに影があり、これが橋出血*2 の痕跡とのことで、緊急でCTも撮ることになった。

・しかしCTの結果は異常なし。出血が2週間前の場合はこういう風にはならず、出血自体はそれより前に起こっていて、それがもう吸収されてCTでは見えなくなったというのが現状とのこと。心当たりを尋ねられたが全くわからず。

・そこでやっと血圧を測った。血圧を測るといつも驚かれるんだけど、出た数値は上が240くらいで下が140くらい。

・先生曰く「脳出血やむなしの致命的な数値なので今すぐに降圧剤を飲んで、塩分の摂取を控えるべし。かっぱえびせんを食べてはいけない」とのこと。元からあんまり食べないんだがとにかくかっぱえびせんについて口酸っぱく言われたのが印象的だった。

・処方箋は降圧剤とその副作用緩和のための胃薬のをもらった。橋出血予防の薬は飲まなくていいんか? ぐぐったときにそのような薬が存在すると書いてあったような気がするんだが、高血圧性だとまたちょっと違うのかね。謎だ。

現状

・ちゅーわけで一応減塩生活中。実際に減塩できているのかどうかはよくわからない。ほぼ既製品しか食わない生活でナトリウムを減らすとなると、そもそも食事量全体を減らすしか方法がなさそうな感じもする。あとはシリアルを多用するか。牛乳もいいらしいし。

・うーん、痩せてしまうではないか⋯。

・11月9日現在、当初あった諸症状はかなり緩和されている。左手はもう正常。しゃべりにくい感じはまだちょっとあって、これはとにかく喋らないと治らないんだと思うが喋る機会がほぼないので何とも。もっと通話スプラトゥーンをやらなければならない。

・複視についても結像距離は確実に増していて、疲れてないときなら1.5mくらいまでは実用に耐える(多少ブレてるけど文字とかもまあ読める)感じ。疲れてたり睡眠時間が足りなかったりするときは50cmくらいになるが、それでもまあ生活上困ることはほどんどない。

*1:排尿で気絶:排尿失神と呼ばれるもので、子供の頃からたまーにある。前兆を感じてから実際に失神するまで少しだけ時間があるので、まずは冷静にしまって、その後自分から安全な姿勢で倒れるのがよい。

*2:橋出血:脳出血の中でもかなりクリティカルなやつ。ぐぐってみたら生還率20~40%、四肢の麻痺が特徴とか書いてあって、へー⋯

スプラテューン3(故意)

・9月中盤くらいにざっくり書いて公開してなかった記事です。

・(追記)はじめてスプラトゥーンをやる人とか、スプラトゥーン2のデータを引き継がない人についてはこんなことはないと思います。みんな楽しんでやってるみたいなので、まあある程度は安心して買ってい大丈夫じゃないかな。たぶん悪いのは俺だ。


・まあ、普通に買ってますが。どーもノれない感じがすごいするんだよなあ。理由をイカに挙げる。

1. レギュラーマッチが面白くない

・とにかくマッチングシステムによる俺の評価が高すぎる。2でのウデマエはS+底辺くらい(最高でS+4くらい)なんですけど。

・とにかくレギュラーのマッチングで異様に強い部屋に放り込まれる。常に。これは2のときからそうで、まっっっったく歯が立たない状況がひたすら続いて、まずは延々リスキルされるのよ。

・そんで2分半くらいになるとなぜか敵を簡単に倒すことができるようになり、それ以上敵は攻めてこないので適当に塗ってたら試合には勝つ。これが本当につまらないんだ⋯。何をやらされているのか全くわからん。ただ上手い人の的になっているだけなんだと思う。そして強者のマッチング帯は上がらず、我々弱者はさらに強い相手と戦わなければならないような事態になっているのではないか。

・そんで3はウデマエが3ヶ月に1回しか下がらない仕様になってるじゃん? ナワバリにもウデマエに相当する隠しパラメータがあると思うんだが、もしかしたらそれも下がらない仕様なんじゃないかと疑っている。なので、とりあえずレギュラーマッチは辛すぎて、面白さを感じることはほとんどない。

・なおフェスマッチも同様で、仲間内のチームに俺が入るとあからさまに敵が強くなって全く勝てなくなる。フェスマッチは強い人も試合に勝つよう動いているので俺がそれを打開するのはムリだ。今回のフェスでは、カリスマからひとりでえいえんに上げようと思ってとりあえずチャレンジ行ったら5戦1勝、こりゃムリだと思ってオープン行って8戦2勝って感じだった。どうにもならん。

2. バンカラマッチが面白くない

・とにかくマッチングシステムがまだまだ混乱している。いまB-だけどいつも異常に強い人が必ずいるので試合の行方はその人たち次第。

・これはまあ、そのうち平和になるだろう⋯と思うけど、本当になるのか? だって、昇格戦をやらなければいつまでもB帯でいられるわけでしょ? 異常に強い人が必ずいるというのがずっと続くんじゃないのかなあ⋯。

3. サーモンランが難しい

・クマサンの忠実なるしもべ、いわゆる社畜であるところの我々にとってはサーモンランだけが癒やしだったわけだが、これまた超絶ブラックと言わざるを得ない。

・24時間営業になったのはよい。とてもよいが⋯⋯本編はお金がひたすら足りないのに、クマサンポイント1200より上は一銭にもなりゃしねえ。つまりサビ残である。そして4000を超えると報酬ギアさえも受け取り頻度が半分になる。

・で、とにかくザコシャケ類がとても強くなった。そしてテッキュウがめちゃめちゃな縄跳び地獄を生む。さらにカタパッドのミサイルもかなり死ぬので片翼残しすら許されないし、金イクラは足りねえ。

・でんせつ100くらいまでいくといい感じの社畜濃度になるんだけど、基本的にキャリーなんてことはできない難易度なので、ひとりでも意識の低いアルバイトが混じるとどうにもならない感触だ。

・なお、ラッシュのクリアは不可能であろう。(これは普遍的だが)それぞれがそれぞれの役割を果たせば済む話なのだが、なぜか蝉する人が非常に多く、そういう人が2人いたらもう無理だ。たぶんザコシャケがジャンプするまでの時間も前より短くなってるっしょ。ラッシュの蝉は基本的に悪手だと思う。グリルも、ラッシュほどの失敗率ではないが蝉が害悪戦術であることには変わりない。蝉が許されるのはシャケト場だけではないか。

4. スペシャルを使わなければならない?

・歴史的経緯があるのだ。スプラトゥーン無印においては、スペシャル発動という戦術の存在感はあったのだが、それと試合の勝敗とはハッキリ言って無関係だった。スーパーショットかバリアでいきなり、あるいはメガホンレーザーで詰んで個人的に死ぬくらいで、それは普通にメインで撃ち負けるのと大差ない事象だ。なのでスペシャルを使う意味がなく、メインとサブだけで戦った方が楽しいので、このときにスペシャルを積極的に不使用というプレイスタイル・習慣が完全に定着してしまった。敵がスペシャルを使うのは天気が悪いくらいの感覚だ。

・たまーにスペシャルの存在を思い出して暇なときには使ってたし、それからスペシャルの種類によってはインク回復効果も強いんだけど、自力で回復した方が楽しいというか、スペシャルの存在自体がインク管理計算の邪魔というか⋯。

・で、スプラトゥーン2スペシャルを使わないとなかなか勝てないゲームになったらしいんだよね。最初の2年くらいはそのことを知らず(それでもS帯だったが)、2019年頃にリーグマッチを始めてから、チームメイトに指摘されてやっと知ったのはいいけどもう完全にスペシャルを使わない体(ゲージは見えないし溜まった音も聞こえない、どちらもただのノイズ。頭のメラメラも認識できない)になってしまっており、基本的にスプラトゥーンをプレイするときの自分の小脳あたりが司る操作系や認識系にそれが含まれていない。試合中にスペシャルの存在を思い出すことができない。2019年からこの悩みを抱え続けて今に至る。

・例えば、2のスプラスピナーベッチュー(3のスプラスピナー)を使うときはスペシャルの存在を思い出す頻度が他のブキを使っているときより高い。それはハンコを使うためにこのブキを持ったからで、つまり自分の感覚としてはそれらのスプラスピナーを持ってるときはスプラトゥーンではなく別のゲームで遊んでいる。しかし、スプラスピナーの扱いに慣れるに従ってメインで戦うことに楽しさを感じてしまうようになり、そうなるとどんどんスペシャルの存在を思い出す頻度が減ってしまうのであった。メインで戦うのが楽しかったらそれはもうスプラトゥーンなんだよね。

・そして3。なんか2よりももっと、スペシャルを使う必要性や使わなければならない圧力みたいなのが増してるような気がしてならんのだが、自分のスペシャルの存在を思い出せない病は相変わらずだ。具体的な現象としては、例えばリスポーンして、スペシャル溜めなきゃと思ってスペシャル溜めながら戦場へ赴き、戦闘が始まるとスペシャルの存在を忘れ、結局スペシャルを使わないで打開するかいわゆる抱え落ちをする、というパターンが試合中何度もある。たぶん「溜めなきゃと思って溜めた」場合のスペシャル不使用率は50%を超えると思う。

・また、(スプラスピナー以外で)一度のスポーンでスペシャルを2回使えた試しがほとんどない。と思う。さらに、スペシャルの存在を思い出してスペシャル前提の立ち回りをしたにも関わらずスペシャルがまだ溜まってなかったというのもけっこうよくある(これはスプラスピナーを持ったときにもある)。スペシャルを使える人はどうやってスペシャルを運用してるのか全然わからない。取っかかりがなくて非常に困っている。

・なお、未だにイカランプは見れないし残り時間もわからないしカウントも読めない。俺は勘(と目視による索敵)でスプラトゥーンをしている。本当に。


・ちなみにサーモンランのときもスペシャルの存在を思い出すことは基本的にできない。今回はプレッサーもないし(2のプレッサーはハコビヤでほぼ必ず思い出せるのでそのときだけ使えた。それでも思い出せないときもたびたびあったが⋯)、バイトの70%くらいは一度もスペシャル使わないまま終わってるんじゃないかなあ。

・ところで、JRPGにおけるエリクサーや、シューティングゲームにおけるボム類も使えない。SLGの苦手具合といい、中長期的な資源管理能力に乏しい、もっと言うと先天的な障害があるんじゃないかなあ。お金も貯められないしね!w

インピーダンスの復習

・少しでも言葉を変えて多角的に理解しようシリーズ。またインピーダンスの話で、↓前回と前々回。

chinorin.hatenablog.com

chinorin.hatenablog.com

・そして再び引っ張り出すこの図。

・「ロー出しハイ受け」について、要は「必ず分圧してしまうので、少しでも受信側で有利なように抵抗を調整する」ということ。

・どこまでが送信側でどこからが受信側なのか、その区切りがよくわからないのが理解を妨げている気がするんだけど、この場合の受信側を厳密に定義するなら電圧計の端子で挟まれている抵抗成分のみ。当然、電圧計が検知できるのがそこだけなので。


・それをふまえて。オーディオの切替スイッチなどの用途で信号を中継する場合、接触抵抗などの影響で信号が減衰するはずなので増幅するのが一番いいとは思うんだけど、もしかしたらインピーダンス変換だけでも十分なのかもしれない。

・というかなるほど。オーディオ用出力トランスというのはこういう考え方でロー出しするために使うんだな。それにしてはでかくて高いように感じるんだけど、まーオーディオの世界だし、好みのやり方というのがそれぞれあるんだろう。

・他にロー出しするためのやり方として普通に思いつくのはJFET(ステレオ2chならJFETアレイ)、それからオペアンプ。ただしこのへんは増幅もできてしまうので素直に増幅もすればいいじゃんって思うよね。

・あとはインピーダンス変換器なんてものがあるんだけどこれはどういう仕組みなんだ? 電源いらないんだよね? でもこのへんは高周波向け、ということはロー出しじゃなくてインピーダンスマッチングのために使うのかな? まあ、きっとそんな感じだろう。not for meでんがな。

ゴミと価値のあるものの購入記録

・ちょっと普通のはんだごてをもう1本常備したいと思って、温度調節アリのよさげな安いやつを適当に買ったら、急速加熱とか書いてあるのにぜんっぜん話にならず消費電力測ってみたら20Wしかないゴミだった。はんだ溶かしただけで温度が下がってどうにもならん。

・失敗したなーと思って次はもう少し高い、ちゃんと80Wって書いてあるやつを買った。しかしまたまた話にならん。消費電力測ってみたら20Wくらいだった。どーなってんの⋯。

・っていうか日本の電気ってAC100Vだから、海外仕様の工具とかってどうしてもパワー不足になりがち。安定化電源なんかも110V±10%とかの仕様で作ってあるものがけっこうあって、100Vだとちょっと不安定な部分があったりするらしい。困ったもんねえ。

・一応上記2本は、本体は使えないけどこて先はわりと汎用サイズなのを選んだつもりなので、付属品の交換こて先については、例えば最初に使ってたはんだごて(すごい粗末な温度調節つき。たぶん40Wくらいのもんだと思う。いま手元にないんだけど今度測ってみよう)で使えるはず。

・そんでまあ、とにかくパワー。ひたすらパワーが欲しくなったので、温度調節ついてなくていいから国産のちゃんとしたやつを買おうと思ったんです。

・これ。平時20Wなんだけどボタン押してる間だけ130Wってやつ。これ系を愛用してる人もけっこう多いと聞くし、扱いが難しかったとしても最悪ステンレスとかユニクロメッキとかニッケルメッキとかにはんだづけしたいときには威力を発揮することだろう。

・⋯くらいのつもりだったんだけど、これがこれが。とてもいいですね。やっぱりはんだごてはパワーだなあ。たぶん今後はこれをメインに使っていくことになるんじゃないかと思う。しかも全然高くないし。冒頭のゴミたちよりは高いけどw この品質で2400円ならけっこうお得感がある。

・あとやっぱりノーマルBのこて先はだめだね。w すごい中途半端だ。パワーがあるならもうちょっと細いのでよいと思う、

はんだごての誘惑

・はんだづけが正しくできているか、変なところが短絡していないかの検査って、マイコンを含む集積回路においてはほぼ不可能なのではないか。だって、どことどこが元々導通してるのかわかんねーんだもの。予備があればそれと比べればいいんだが。

・ところで、これまでESP32-WROOM-32の基板あるいはマイコンそのものを2枚だめにした⋯⋯ように見える。

・顛末はこうだ。基板にESP32をはんだづけする際、まず37番ピン(IO23)と38番ピン(GND)にはんだブリッジができてしまった。吸い取り線などでそれを取り除くが、検査してみると37番と38番が短絡してる。それだけでなく、37番と38番をはんだづけするべきランド同士も短絡してる。MCU自体は他のピンでもう基板にくっついてるので後まわしにして、とりあえず基板だけでもなんとかしようとカッターなどで37番ランドと38番ランドの絶縁を試みるが、すぐにその下の層(たぶん全面GND)が露出してしまい、そこら一帯がぜんぶ短絡してしまってるのが明らかで、そこで諦める。偶然だが、全く同じ失敗を2回やった。

・ESP32については、もしかして最初っからこうなのか? そもそもGPIOとGNDが短絡してるのって危険すぎるでしょって思うが、もしこれが工場出荷時の設定なのだとしたらどういうことなんだ? 内部プルダウン? いやそれなら短絡ではなくて抵抗値が見えるはずだよなあ。

・だいたいこのQFNみたいな基板にべたっとくっつけて側面をはんだづけするようなパッケージは、はんだづけするごとに基板とLSIの間に毛細管現象的にはんだが入り込んで変なところが短絡しないか心配になる。


・とにかく敗因は、はんだごてのこて先を変えるのが面倒でC型のまま1.27mmピッチとかのはんだづけをするからなのだが⋯⋯というか今使ってるはんだごての替えこて先、いくつかあるはずなんだけど見当たらないんだよな。国内で流通してる普通の⋯? とにかく以前使ってたこてでぴったりだったこて先を装着してみたらスカスカで抜けちゃってだめだった。こてを上に向けたはんだづけだったらできるんだけど。w

・で、こて先を買おうと思ったんだけどこれにぴったりなのが全然売ってねえ。

・そもそも替えのこて先を探すよりあたらしいはんだごてを買った方が安い⋯⋯っていうことはないとは思うけど、そんなに変わらねーっていうか、今のはんだごて(購入金額1999円)は電源ケーブルが太くて取り回しがとても悪いのがわりと大きな不満としてあるので、つい新しいはんだごての購入を検討してしまうのであった⋯。

・ところでamazonをはじめとする販売サイト様においては、はんだごてのスペックとして適応するこて先のサイズを詳細に書いておいてもらいたい。それが書いてある商品はほとんど存在しないように見える。国産のならメーカのサイトに載ってるとは思うけど⋯。

・しかしはんだごてってなんで30Wとか60Wとかけちけちしてるのが多いんだろう。もっと極端にガツンと300Wくらいでやれんのか? 温度制御がついてればそんなひどいことにもならないんじゃないの? 知らんけど。

・あと、初心者はC型がいいとかD型がいいとか言われてるけど(こて先の話)、ヒーターに十分なパワーがあるのならJ型が一番やりやすいような感じがしている。たぶん「引きはんだ」は一生できないと思うので、どんなに細かいものでもとにかく拡大鏡を使ってJ型で一本一本やっていくのが確実だろう。普通のはんだづけならI型B型でも全然いけるしC型D型より断然やりやすい。俺の場合は。


電源ケーブルについてはちょん切って換装すりゃーいいのか。そーだよな。AC100Vの90Wってわかってんだし。