Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

中国4000年の歴史で培われたOEMシステム

・はじめて1日に2回書いてしまった。まあ問題ないシステムになってるだろうからいいけど。日付の感覚とか時間の間隔とかねーのよ。


・AliExpressで安定化電源とかを探してると、横78mm、縦61mm、奥行き42mmの、すごい統一された規格っぽいケースというか、パネルというか、とにかくスロットにはめて使いそうなモジュールっぽいものをよく見かけるんだけど、ありゃ何なの?

・安定化電源だけじゃなくて、同じ規格でPWM信号発生器とか、電流電圧計とか色々あるっぽい。それから、このモジュールが入る1スロットだけのケースがたまに売ってる。俺が見たことあるのは2種類で、正面から見た形が長方形でプラスとマイナスのバナナジャックがついてるやつと、正面から見た形が正方形で1対のバナナジャックの他USBポートが2個とそれに対応した7セグが1基ずつついてるやつ。

・なんか、1スロットだけじゃなくて同じケースに2個3個と複数のモジュールを入れられるとか、このモジュールのユニバーサル的なパネルを使ってオリジナルの機器を作るとか、机やパソコンにこれのスロットを用意するとか、せっかく形が揃ってるんだからそういうのができると楽しそうだけど、中国の非常に発達したOEMシステムによるやつっぽいので、そもそもの発祥が何なのかが全然見えてこない。

・中国のOEMって、全然詳しくはないんだけど話によると、OEMメーカ発行のカタログがあったり、とにかくそういう市場の仕組みが非常に発達していて、ブランド会社はそういうのを見て普通の通販みたいに発注して、それをエンドユーザに売りさばくみたいな仕組みらしいよね。

・さすが広大な国のシステムなのだなあと思う。販売や営業のノウハウか、あるいは人脈があるだけでもものによってはそこそこ儲けることができちゃうのかもしれないし、もしかしたら現代の中国躍進の原動力のひとつとして、この仕組みが猛威を振るったのかも。

・経済とかも本当に詳しくないので勘だけど。それくらい合理的に感じる。


・あー、先述のモジュールについては少しだけヒントがあって、XY-6020、XZ-5005っていう電源? 降圧モジュール? と非常に作りが似ているなあと思う。サイズはちょっと違うんだけど。

・XYから始まる型番の電源にはXY-D5005っていうのもあって、なんか形がよくてこれほしーって思ってた。これも色んなブランドから発売されててよーわからんのよ。

・↓Amazonで販売されている一例。他にもいくつかある。