Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

スプラテューン3(故意)

・9月中盤くらいにざっくり書いて公開してなかった記事です。

・(追記)はじめてスプラトゥーンをやる人とか、スプラトゥーン2のデータを引き継がない人についてはこんなことはないと思います。みんな楽しんでやってるみたいなので、まあある程度は安心して買ってい大丈夫じゃないかな。たぶん悪いのは俺だ。


・まあ、普通に買ってますが。どーもノれない感じがすごいするんだよなあ。理由をイカに挙げる。

1. レギュラーマッチが面白くない

・とにかくマッチングシステムによる俺の評価が高すぎる。2でのウデマエはS+底辺くらい(最高でS+4くらい)なんですけど。

・とにかくレギュラーのマッチングで異様に強い部屋に放り込まれる。常に。これは2のときからそうで、まっっっったく歯が立たない状況がひたすら続いて、まずは延々リスキルされるのよ。

・そんで2分半くらいになるとなぜか敵を簡単に倒すことができるようになり、それ以上敵は攻めてこないので適当に塗ってたら試合には勝つ。これが本当につまらないんだ⋯。何をやらされているのか全くわからん。ただ上手い人の的になっているだけなんだと思う。そして強者のマッチング帯は上がらず、我々弱者はさらに強い相手と戦わなければならないような事態になっているのではないか。

・そんで3はウデマエが3ヶ月に1回しか下がらない仕様になってるじゃん? ナワバリにもウデマエに相当する隠しパラメータがあると思うんだが、もしかしたらそれも下がらない仕様なんじゃないかと疑っている。なので、とりあえずレギュラーマッチは辛すぎて、面白さを感じることはほとんどない。

・なおフェスマッチも同様で、仲間内のチームに俺が入るとあからさまに敵が強くなって全く勝てなくなる。フェスマッチは強い人も試合に勝つよう動いているので俺がそれを打開するのはムリだ。今回のフェスでは、カリスマからひとりでえいえんに上げようと思ってとりあえずチャレンジ行ったら5戦1勝、こりゃムリだと思ってオープン行って8戦2勝って感じだった。どうにもならん。

2. バンカラマッチが面白くない

・とにかくマッチングシステムがまだまだ混乱している。いまB-だけどいつも異常に強い人が必ずいるので試合の行方はその人たち次第。

・これはまあ、そのうち平和になるだろう⋯と思うけど、本当になるのか? だって、昇格戦をやらなければいつまでもB帯でいられるわけでしょ? 異常に強い人が必ずいるというのがずっと続くんじゃないのかなあ⋯。

3. サーモンランが難しい

・クマサンの忠実なるしもべ、いわゆる社畜であるところの我々にとってはサーモンランだけが癒やしだったわけだが、これまた超絶ブラックと言わざるを得ない。

・24時間営業になったのはよい。とてもよいが⋯⋯本編はお金がひたすら足りないのに、クマサンポイント1200より上は一銭にもなりゃしねえ。つまりサビ残である。そして4000を超えると報酬ギアさえも受け取り頻度が半分になる。

・で、とにかくザコシャケ類がとても強くなった。そしてテッキュウがめちゃめちゃな縄跳び地獄を生む。さらにカタパッドのミサイルもかなり死ぬので片翼残しすら許されないし、金イクラは足りねえ。

・でんせつ100くらいまでいくといい感じの社畜濃度になるんだけど、基本的にキャリーなんてことはできない難易度なので、ひとりでも意識の低いアルバイトが混じるとどうにもならない感触だ。

・なお、ラッシュのクリアは不可能であろう。(これは普遍的だが)それぞれがそれぞれの役割を果たせば済む話なのだが、なぜか蝉する人が非常に多く、そういう人が2人いたらもう無理だ。たぶんザコシャケがジャンプするまでの時間も前より短くなってるっしょ。ラッシュの蝉は基本的に悪手だと思う。グリルも、ラッシュほどの失敗率ではないが蝉が害悪戦術であることには変わりない。蝉が許されるのはシャケト場だけではないか。

4. スペシャルを使わなければならない?

・歴史的経緯があるのだ。スプラトゥーン無印においては、スペシャル発動という戦術の存在感はあったのだが、それと試合の勝敗とはハッキリ言って無関係だった。スーパーショットかバリアでいきなり、あるいはメガホンレーザーで詰んで個人的に死ぬくらいで、それは普通にメインで撃ち負けるのと大差ない事象だ。なのでスペシャルを使う意味がなく、メインとサブだけで戦った方が楽しいので、このときにスペシャルを積極的に不使用というプレイスタイル・習慣が完全に定着してしまった。敵がスペシャルを使うのは天気が悪いくらいの感覚だ。

・たまーにスペシャルの存在を思い出して暇なときには使ってたし、それからスペシャルの種類によってはインク回復効果も強いんだけど、自力で回復した方が楽しいというか、スペシャルの存在自体がインク管理計算の邪魔というか⋯。

・で、スプラトゥーン2スペシャルを使わないとなかなか勝てないゲームになったらしいんだよね。最初の2年くらいはそのことを知らず(それでもS帯だったが)、2019年頃にリーグマッチを始めてから、チームメイトに指摘されてやっと知ったのはいいけどもう完全にスペシャルを使わない体(ゲージは見えないし溜まった音も聞こえない、どちらもただのノイズ。頭のメラメラも認識できない)になってしまっており、基本的にスプラトゥーンをプレイするときの自分の小脳あたりが司る操作系や認識系にそれが含まれていない。試合中にスペシャルの存在を思い出すことができない。2019年からこの悩みを抱え続けて今に至る。

・例えば、2のスプラスピナーベッチュー(3のスプラスピナー)を使うときはスペシャルの存在を思い出す頻度が他のブキを使っているときより高い。それはハンコを使うためにこのブキを持ったからで、つまり自分の感覚としてはそれらのスプラスピナーを持ってるときはスプラトゥーンではなく別のゲームで遊んでいる。しかし、スプラスピナーの扱いに慣れるに従ってメインで戦うことに楽しさを感じてしまうようになり、そうなるとどんどんスペシャルの存在を思い出す頻度が減ってしまうのであった。メインで戦うのが楽しかったらそれはもうスプラトゥーンなんだよね。

・そして3。なんか2よりももっと、スペシャルを使う必要性や使わなければならない圧力みたいなのが増してるような気がしてならんのだが、自分のスペシャルの存在を思い出せない病は相変わらずだ。具体的な現象としては、例えばリスポーンして、スペシャル溜めなきゃと思ってスペシャル溜めながら戦場へ赴き、戦闘が始まるとスペシャルの存在を忘れ、結局スペシャルを使わないで打開するかいわゆる抱え落ちをする、というパターンが試合中何度もある。たぶん「溜めなきゃと思って溜めた」場合のスペシャル不使用率は50%を超えると思う。

・また、(スプラスピナー以外で)一度のスポーンでスペシャルを2回使えた試しがほとんどない。と思う。さらに、スペシャルの存在を思い出してスペシャル前提の立ち回りをしたにも関わらずスペシャルがまだ溜まってなかったというのもけっこうよくある(これはスプラスピナーを持ったときにもある)。スペシャルを使える人はどうやってスペシャルを運用してるのか全然わからない。取っかかりがなくて非常に困っている。

・なお、未だにイカランプは見れないし残り時間もわからないしカウントも読めない。俺は勘(と目視による索敵)でスプラトゥーンをしている。本当に。


・ちなみにサーモンランのときもスペシャルの存在を思い出すことは基本的にできない。今回はプレッサーもないし(2のプレッサーはハコビヤでほぼ必ず思い出せるのでそのときだけ使えた。それでも思い出せないときもたびたびあったが⋯)、バイトの70%くらいは一度もスペシャル使わないまま終わってるんじゃないかなあ。

・ところで、JRPGにおけるエリクサーや、シューティングゲームにおけるボム類も使えない。SLGの苦手具合といい、中長期的な資源管理能力に乏しい、もっと言うと先天的な障害があるんじゃないかなあ。お金も貯められないしね!w