地元の東京都国立市にドイツ亭というローカルな宅配ピザ屋があり、ここのピザがとても美味い。今日はその真似をしてみようと思った。わりとプレーンなピザのまん中らへんを少しへこませ、そこに卵を落とし、そのままオーブンへゴー。そして焼きながら観察した。（そんなに暇なのか俺…）
5分経過。チーズが溶けてきた。卵に変化はみられない。
10分経過。チーズが沸騰して泡立ってきた。卵に変化はみられない。
15分経過。チーズが焦げてきた。卵に変化はみられない。
焦って、卵の凝固点を調べた。（笑） だいたい、摂氏65度前後から粘性を失い、70度あたりで凝固する、とのこと。うーむ…。調べている間に、卵白が薄く伸びた部分は白くなっていた。でも、卵黄はまだ透明感を失わない。周辺のチーズの方がやばいので、そのへんで諦めて完成とした。卵黄は外膜だけが凝固していて、周りの卵白と分離し、危なっかしくコロコロ転がせるような状態。卵黄の下はまだ生ぬるかった。
まあ、それでも食ってみたらうまかったが（笑） 敗因は、卵を冷蔵庫から取り出してすぐピザに落としてしまったことだろう。せめて室温に戻してから使うか、できれば温泉卵状態にまで加熱してから使った方がうまくいくのかもしれない。
