Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

下級生2とフラッシュサイト

KSSが下級生2の主題歌かなんかを歌う?アイドルユニットの名称を募集しているという。そんなの「あっぷ3」の他に何があるのかと思いつつ、もうそんな季節かと下級生2のサイトを覗いてみた。
http://www.kakyu2.com/
少しだけ待って、ブラウザを閉じた。
買うつもりだったんですよ。シナリオは仮にもあの御大だし、それから、今までのシリーズも全部やってた(つまり情け)し。でもこのサイトを見て、買うのを辞めた。このサイトの構造が改善されない限り、絶対に買わない。
というか、こういうサイトを作るにあたって、周りの人は誰も止めないのだろうか。ただ情報を得るために訪れた人が、欲しい情報(商品を購入する際に必要な一般的な情報を含む。発売日とか、価格とか)を容易に手に入れられないこの状況、それを得るために何分間もの演出(笑)を見なければならないこの状況はどうなのだ。
そりゃあ当然、サイトの製作者は何を作ろうと自由さ。インターネットの新たな用途を提案するのもけっこうけっこう。しかしそれは商品を紹介/宣伝するためのサイトとして成立しているのか? これは例えば映画関係とかアパレル関係とかにも多い。(ついでに爆裂天使のサイトもだ。爆裂天使を見なくなった理由のひとつとしてこれが大きい) ユーザに素早く情報を提供するつもりはないのだろうか。ないなら消費者としては買わないまで。みんな資本主義のモラルを守ろう。(笑)


それから、「演出すること」と「演出力」は根本的にまったく別のものだ。そのへんに転がってるなまじ演出家(企画厨とも重なる分野だ)は認識して欲しい。まー、「かっこいいことはかっこ悪いことだってわかるまで」、言っても無駄か…。