・かっこ内はよく見かけるパッケージで末尾の数字が足の本数。
・ちっちゃいのは正義じゃないですか。だからATtiny13A(DIP-8)とかATtiny202(SOIC-8)とかが好きなんだけど。なおATtiny85(DIP-8)はサイズの割にオーバースペック。ATtiny10(SOT-23-6)はちっちゃすぎ。
・でも、小規模なプロジェクトにおいて例えばATtiny44(DIP-14/SOIC-14)とかATtiny2313(DIP-20)とかもよく使われてるっぽいんだよね。そもそも世界中で一番多く使われてるAVRはATmega328P(DIP-28)なのだと思うし、ラインナップとしてはATmega8(DIP-28)とかATmega16(DIP-28)とかそのへんの層も分厚い。
・それを見ていつも私は思うのです。「そんなに足いるか?」
・いや、いるんだけどさ。w だから以前ATtiny13AとATtiny85を通信させて自動釣り装置とか作ってたじゃんね。
・つーかまあ最近何かを作ってるときにATtiny13Aを頻繁に抜き差しして上下間違えて刺してだめにしたりしてるときにやっと気づいたのでありました。「SPIの4ピンくらいはいつも空いてるとプログラム書き込むときに気を遣う必要がなくて楽だろうな」と⋯。
・ATtiny44なら、MOSI/MISO/SCK/SSを常にプログラム転送用としてあけといても、残りのGPIOは8本。しかもリセットピンってSSピンだからそこも気にしなくていいし。
・いやあ、そもそもそんなに気にしなくてもたいてい⋯⋯外部プルアップさえしてなければ問題なく書けるとは思うんだけどね。でも何らかの理由で転送が失敗したときとかに問題を切り分けることができないのがすげえ面倒だったりする。
・⋯ということがあるからこそのUPDIなのでしょうけど。一応説明すると、従来のAVRはMOSI/MISO/SCK/SSつまりSPIの4ピンを使ってプログラムを転送するのが普通だったんだけど、最近のは(例えばATtiny202も)UPDIの1ピンだけでなんとかするようにできている。
・1ピンシリアルってほんと謎だよね。どーやってクロック同期すんだよ的な。仕組みを知るために一度ドキュメントを読もうとしたけど途中で面倒になって諦めた。w
・まーそんな感じで、ATtiny13AもATtiny85もちょくちょく壊してる上に国内にある在庫もだいぶ減ってきたようだし、だんだんATtiny202とかATtiny404とかに移行していく感じでやろうと思うよ。そのへん、個人向けではATtiny202以外全然国内に入ってきてないように見えるけど。