Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

まったく新しい次世代のはんだづけ法(現代においては、こういう中途半端なタイトルには注釈をつけておかなければなるまい。うそです)

・けっこう盲点なのではないかと思われるはんだづけ法を2つ発明したので書いておく。ヒートガンについても書きたいことがあるがそれはまた後日。

こて固定法

・ダジャレである。これを読んだあなたは大爆笑しなければならない。

・(右利きの場合)何らかの方法で基板等を固定しておき、普通ははんだごてを右手で持ち、はんだ線を左手で持って、何らかの方法でその基板上に固定した、あるいは左手の中指~薬指~小指あたりで保持した部品なんかをはんだづけするのが一般的だと思う。

・しかし、基板ではなくはんだごてを固定する方が手っ取り早い場合が往々にしてあることに気づいた。さすが天才の思考である。複数の比較的小さな基板や配線同士を次々とはんだづけする場合にわりと有効。

「はんだづけ対象を固定 → こて(&はんだ)を手に取る → はんだづけする → こてをこて台に置く → 対象を固定から外す → ⋯」
というサイクルが、
「対象物(とはんだ)を手に取る → はんだづけする → ⋯」
というサイクルになる。工程が大幅に減るのがわかってもらえると思う。

・はんだごての電源ラインの取り回しもなんかめんどくさいことがあるしね⋯。はんだごての角度を変えたいときはその都度調整しなければならないが、固定する方法によってはそれも特に問題にならないと思われる。

ライター法

・そのまんまである。そもそもはんだごてを使わないという方法。配線同士とか部品の足同士とかのときに使える。

・(右利きの場合)対象物にフラックスを塗ったあと、左手で対象物とはんだ線をいい感じで持ち、右手で持ったライターで下からあぶるだけ。自分はターボライターでやってるけど、普通のライターでも普通に可能じゃないかな?

・はんだ線の当て方に少しコツがいるが、ご存じの通りはんだ線はめちゃめちゃフレキシブルに曲がるし、元に戻ろうとする力も強すぎずほどよい感じなのでけっこうカンタン。ただし、失敗するとはんだボールが形成されてポロポロ落ちるので注意。

・火がついたままで固定できるライターがあればもっと楽にやれると思う。安全性も考えるとアルコールランプとかがいいかもしれない。