Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

俺なんかが言うのも僭越だけど

今まで何百万回も繰り返されてきた話題。
カッターナイフを使って人を殺すことができるというのは日常生活における基礎知識なわけで、それを知らない人にカッターナイフを使わせるのはとても危険(カッターナイフの使い方を教える際には、使い方次第では人が死ぬことを同時に教えるべき)だし、もしそのことを故意的殺人者が知らなかったとしたら、殺人の手段として別のものを探し出したまでだと思う。
大衆的にはたいへん危険な思想だと我ながら思うけど、殺人に至る思考って、大脳を持っている我々にとってはわりと原初的、あるいは本能的なのではないかなあ。つまり、重要なのは「殺人という思考に至らせない」のではなくて、「殺人という思考に至ってもそれを踏みとどまらせる」方だと思う。人を殺したいと考えるのは自然な思考だし、考えるだけなら、それは自由だ。