Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

ノイズの続きとワイヤラッピングと無極性電解コンデンサ

  • そうかあ、どちらかというとデジタル回路の方がノイズの影響が深刻なのね。なるほど。身近なアナログ回路って例えばオーディオ関係だと最高でも96KHzくらいのもんだし、今調べてみたら蛍光灯のインバータですら100KHzくらいらしい。一方マイコンはATtiny13Aでも20MHzだもんな。w
  • これも今まで体験してきた「ノイズ」というものについてのイメージの問題が大きそうなのと……それから、いかにそのへんの市販品のノイズ対策がしっかりしているかというのが関係しているように思う。今まで本当に色々なデジタルガジェットに触れてきたけれども、デジタルな部分のノイズによる不具合に遭ったことなんて数えるほどしかないわけで。
  • 電子工作をやってると市販されてる工業製品の品質のすさまじさが実感できるよね。マウスのホイールを押し込むボタンの精度とかすげぇくない? あれホイールの回転軸と一緒にロータリーエンコーダ(回転角と回転方向を検知する部品)ごと押し込んでるんだぜ…。

 

  • 本当にまだまだ知らないことがいくらでもあるな。ワイヤラッピングって何だよこれ。いや、それに関する文章を読んだことあるとは思うんだけど、ピンに巻き付けるだけってそんなんで導通が安定するわきゃねえだろと思ってあまり気にとめていなかったみたいだ。実ははんだづけよりも頑丈らしいぞ。
  • なんか専用の工具でくるくるってやってこれでしっかり導通するしほどけたりもしないっていう動画を見てしまい、こんなのがあるなら最初に教えといてくれよーと実際に口に出して言ってしまう今日この頃でありました。
  • しかしくるくるするだけなのにけっこうたけーなこの工具も。w 5000円くらいのとか9000円くらいのとかがある中で2000円未満で売ってるのもあるけど、やっぱ安いのじゃそんなに巻けないのかなあ。怖いなあ。線材も合ってるやつを買わないとあかんのね。
  • しかしねえ、ワイヤラッピングによる配線ができるようになれば、少しのブレッドボードと足長ピンヘッダだけでもわりと堅牢な構造が作れそうな感じがする。あとはブレッドボードじゃなくてもピンヘッダ同士(2本だけの場合はジャンパピンでいいんだが、3本以上はけっこうめんどい)を簡単に短絡する方法があればいいと思うけど、もし1本のピンに2線以上のラッピングができるならそれで問題なさそうかな。ラッピングツールの構造がわからんのでわからん。
  • そういえば3極以上のジャンパピンってのも当然あるだろと思って探してみたけど意外とないねえ⋯。2極のが連結してるの(これって連結してるだけで縦方向には導通してないよな?)とか、刺す方のやつならあるんだけどそうじゃない。

 

  • 本当にまだまだ知らないことがいくらでもあるなその2。無極性電解コンデンサって何だよ! 電解コンデンサは必ず極性があるとというのは嘘だったのか。いや嘘じゃなくてマイナス側にもプラスの電極をつけるとかなんとか。それならそもそも、電解コンデンサはぜんぶ無極性にしたらだめなのかな⋯。安全でよいと思うんだけど。
  • しかも無極性電解コンデンサを持ってない場合は、倍の容量のコンデンサ2つを向かい合わせに直列に繋ぐと代わりになるらしい。しかもプラスを内側にするのがよいとかなんとか。こえーよ。
  • ちなみに無極性電解コンデンサ、両極性電解コンデンサ、双極性電解コンデンサ、ノンポーラ電解コンデンサ、バイポーラ電解コンデンサ。ぜんぶ同じものだそうな。こういう表現が定まってない用語もなんかいろいろあるよな。両電源/正負電源とか、低損失/低ドロップアウトとか。そういうのを見つけたら、これって同じ意味なのかなあと思いつつも一応調べなきゃいけないのがめんどい。