Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

引き続き、朝からアニメ鑑賞。まだまだ終わらない。


なんとなく、前期以降のアニソンの話題。というか俺的な上から。俺内ランキングというやつだ。
せんせいのお時間」のOP「教えてあげる」。そもそもこのバンド構成(Vo、Gt、Gt、B、Dr、Key(Pf&Organ))が無条件でイイ。(笑) サビの対位と跳躍は言わずもがなとして、マイナーコードの使い方とか、なにげねー変終止とか……あと最近7♭が俺内流行なので、そのへんも高得点。イントロとかで顕れるピアノのかけ上がりが微妙にスケールを外してるのとかも燃えるなあ。
美鳥の日々」のOP「センチメンタル」。CooRieは俺にとって特異点。こんなに、出す曲出す曲全てが俺の好みにピッタリと当たるものなんて、今まで生きてきた中で、ジャンル問わずCooRie以外に出会ったことがない。これからもないだろうと思う。CooRieを語るには結成経緯とか作曲家とかの話が欠かせないんだがとりあえず省略するとして……この曲はコードワークに尽きる。古典的な短調コードと、4mからの変終止。メロディは、何て言うんだろうなあこういうの。成り行きで単純な和声を無視し、一時的なテンションの連続が。
ギャラクシーエンジェル」(第4期)のED「Jelly Beans」。とにかく右の方から聞こえるサイン波がよく響くわ泣くわでたいへん。あとこれも右の方なんだけど、木琴っぽい音のシンコペーションとかが気持ちいい感じ。ひたすらな1の保続(こんな曲だから保続するの当然なんだけど)と671進行なコードワークも悪くないよね。ちなみにOPについて:OPアニメの処理が、おそらく歴史に残るほどの素晴らしい出来。歌は、アレンジが今までで一番好み(どうしてこれで全デジタル音源にするんだろうなあ)で、媚び色よりも勢いが勝っているのが良い。4度コーラスと、サビの2メジャー、あと「踏むぞぉ」がポイント。
「ヒットをねらえ!」のED「届けたい夢」。6♭(1→7♭→6→6♭→7♭が気持ち悪くてぐぅ)と2メジャー(6→2メジャーとかすごいよね。1の代理コードってこうやって使うんだなあ)。あとシンセブラスが楽しい。ちなみにOPについて:こちらも生ブラスのカッティング(?)が楽しい。ピアノもいい。能登が上手い(音程はともかく…つーかこの曲めちゃめちゃ難しいと思う)。7♭が俺内流行。
Dears」ED「HAPPY COSMOS」。4度コーラスと、「ひたすら2拍4拍」かなあ。しかしこの監督のEDアニメはいっつも「みんなで踊ってるだけ」だよなあ。ちなみにOPについて:ミでBメロに行ったりとか、ひたすら段階進行だったりとか、サビのサイクルの詰め方が強引だったりとか、4on5からベースが保続したりとか、相変わらず作曲だけ(失礼なことばっかり言ってるなあ俺。最後のはアレンジによるものか?)良い。とにかくダブリングがイヤ。
恋風」ED「ふたりだから」。いつもの伊藤真澄
MADLAX」のOP「瞳の欠片」。俺の中ではこのあたりで、平坦なコードでスゴイ曲を書く梶浦由紀は天才だと思った。上下が入れ替わるコーラスと、それから笛。
花右京メイド隊」(新)のOP「Voice of heart」。花右京のOPは気持ち悪くなければならないという決まりでもあるのだろうか!(笑) とにかく大胆な4ビート→8ビートのリズム移行、あまり聞かない手続きでの短三度転調、半端な小節数に感じてしまう(急いで12小節に納めているように聞こえてしまう)サビあたりが聴き所。
人名は敬称略。


夜は何ヶ月ぶりかの定例会(どこが定例なんだかサッパリわからん)。とにかくスリヴァーの女王で殴った。