Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

「勝ちたい人が勝つべき」そしてこういうことを考え始めるメカニズム

  • 根本に「勝ちたい人が勝つべき」=「優先して欲しい人が優先されるべき」「優先されなくてもよい人は道を譲るべき」みたいな考え方がある。これはかなり堅固というか、たぶん自分では覆せないし、間違ってるようにも思えないんだよな。
  • で、現状、「あらゆることに対して」と言ってもいいくらい、俺は勝ちたいとあんまり思ってないし、優先して欲しいとあんまり思ってない。これが前回の理論?と合わさることによって、何かと積極的な行動というのができないでいる。必要最低限のことは目を瞑ってやらなきゃいけないけどね。
  • それでなんか非常に困ってるような感じはなんとなくするんだが、本質的にどんなことについて困っているのかよくわからない。たまに対戦ゲーム(具体的にはイカ)とかで無意識的に勝とうと思っているときがあって、そのときは勝つための努力をするくらいで、他人と競合する行動をした場合はまず譲ることを考える(譲ることで第三者に迷惑がかかる場合もあるからそれも考慮しつつ)し、そもそも他人と競争になるような行動を極力避けているように思う。
  • これは、勝ちたいと思ったときに負けるのが怖いとか、そういう逃避思考なんだろうか。それもあるとは思うんだけど、なんか負けるよりも勝つ方がより怖いような感覚もあるし、突き詰めて考えると俺の行動で何かがどうにかなるということについて何やら嫌悪感に似たものを感じる。


  • ここまで書いて投稿を迷っていた。そんな中で気づいたことが一点。
  • 今、とにかく何をやるにもわりと大きな罪悪感がついて回るんだが、その第一の原因は仕事方面で3つの作品が発売遅延中であることだ。それぞれ自分以外の作業待ちというような状態になっており、もちろん究極的には事業団体の代表たる私の責任であるわけだが、現在これについて私にできることは何もないので感覚としては「俺のせいじゃない」。
  • しかし事業者として何かアクションを起こすとき(例えばTwitterで生存報告をする程度でも)道義的にはまず遅延していることを詫びなければならず、そのへんになんか認知的不協和みたいなものがあり、防御的な機構で何もしない理由を新たに探し出して不協和ストレスを解消しようとしているのではないだろうか。
  • それならこれらの疑問に正しく答える必要はない。仕事が終われば自動的によくなるだろうと思う。