Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

  • 任天堂としてはやっぱり、「据置機より携帯機」という大きなムーブメントを感じているのだと思う。しかし3DSはいささか中途半端なマシンであった。グラフィックにしても「しょせん携帯機」というクオリティしか出ない。
  • 一方Switchは、言わばWiiUの正統進化だ。WiiUという機械における一番のニーズは結局「テレビ画面を使わなくても据置機クオリティのゲームが楽しめる」ということだったので、そこを伸ばしたら確かにSwitchみたいなものができるだろう。(WiiUは、最終的にはテレビ画面でしか遊べないスプラトゥーンが大ヒットを飛ばしたが、きっと任天堂としては意外な展開だったのではないかと思われる)
  • Switchは、本当の意味で、任天堂が据置機メーカーから携帯機メーカーにスイッチする、そういう決意をもったハードウェアなのかもしれない。スプラトゥーン2におけるローカル8台(+2台)接続というスペックを聞いたときそう思った。持ち運びできる据置機というメタファーを強調してるけど、やはり「テレビに出力できるほどのスペックを持った携帯機」というのが本音なんじゃないのかな。
  • 何はともあれ、スプラトゥーン2は本当に楽しみだ。とにかく実際に同じ場所に集まってイカをやりたかった。Switchはそれを叶えてくれる。それだけで大きな価値があると言えるだろう。
  • あ、Switchの予約はできた模様です。
  • ニューダンガンロンパV3。そろそろ終盤にさしかかるくらいで、にわかに面白くなってきた。文章とか全体的に。最初っからこうして欲しかった。
  • 新たに追加されているシステムはいくつかあるが、とにかく「偽証」(集めた証拠と矛盾する証言をして相手を論破する)というのがすごい。主人公は基本的に真実を追求する立場なのだが、目的を達するために嘘をつく必要があるということ。本質的なオマージュ元の逆転裁判シリーズではこうはいかない。
  • 逆転裁判はファンタジーダンガンロンパはSFというのも興味深いところだ。また別のジャンルの世界観でも面白いものが作れたりするのだろうか。たとえば何だろう…………歴史ものとか?