Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

  • 妖怪ウォッチが「迷走している」という論説をしばしば見かける。それは半分正しいが半分間違っていると思う。ゲームというメディアが迷走した上で生まれたのが妖怪ウォッチであって、迷走することそのものが妖怪ウォッチアイデンティティでもあるだろう。構造的に妖怪ウォッチは迷走するのが正しい姿であって、同じ姿勢を貫く限り迷走は避けられないし、迷走が終わったときが妖怪ウォッチという現象、ひいては子供向けゲームにおける無調時代の終焉だ。
  • ポケモンGOは同じ土俵で語ってよいゲームではなく全く新しいメディアの作品であるが、もしこれを新古典ととらえる(あるいは、ポケモンGOの流れでサン/ムーンの発売によりポケモンが復興する)のであれば、必然的に妖怪ウォッチの時代は終わるはずだ。しかしおそらく、それからしばらくは共存が続くのではないだろうか。本当の混沌時代の始まりかもしれない。
  • 仕事のことが心配すぎる&たぶん夏バテで心身症真っ盛りな昨今です。熱いのに寒くて冷房ガンガンにかけてても汗がダラダラ出ておまけに頭痛がち。あと3週間がんばろう…。