Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

  • ライブも無事終わり、長かった鬱屈から解放されました。3人ユニットでアコギ+コーラスを2曲、ソロの弾き語り2曲、バンドでベースを2曲、という担当は本当にとても辛かった。ほとんど全て、やりたくない活動だった。疲れた。
  • で、ライブ終わった途端に躁状態に突入。ばりばりばりと仕事をしています。
  • 今日気づいたのは、「他人に仕事をお願いすることは悪いことではないらしい」ということ。ずっと、人に仕事を頼むことに罪悪感があった。他人が絡む仕事がなかなか進まないのもこれに起因している気がする。
  • というのも、俺自身、人に仕事を頼まれることが嫌だからだ。どんなにお金を積まれても嫌なものは嫌で、厄介ごとを持ち込まれているイメージしかなく、極端に言うと迷惑だ。ぼんやりと自分が社会不適合であることを認識していたが、たぶんこれが一番の理由なのだと思う。
  • そして、たいていの人は、報酬が適正であれば、人に仕事を頼まれるのが嫌ではないようだ。そして報酬の相場というものは、俺が思っているよりずいぶん安いらしい。
  • プロデューサーとかディレクターとか企画とかシナリオとかプログラム(スクリプト)とか音楽とか広報とか、誰でもできる仕事なのにみんなどうしてやらないのか→きっとやるのが嫌だからやらないんだろう、という意識がずっとどこかにあった。どうやら、やりたくないからやらないのではなくて、本当にできない、あるいは頼まれないからやらないみたいなんだよ。目から鱗が落ちる思いだ。周りの人からはずっとそう言われてきたが、いまいちピンと来てなかった。いやいやそれは嘘だよと思ってた。
  • つまり、自分では何もやらなくても、人に仕事を頼むということそのものが仕事として成立するらしい。どうしてそれだけでお金がもらえるのか、次はその理由を探さなければならないが、それはそれとして俺はもう仕事とかやりたくないので、人にものを頼むだけで生きていこうかとちょっと思っているところ。
  • まあねえ、もう正義とかどうでもいいんだよね。もうすぐ(長くてもあと40年くらいで)死ぬんだし。