Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

  • 1年に1回くらい考えたくなる、音楽制作環境のおはなし。
  • 昔は、DTMをやろうとすると「(1)PC、(2)MIDIインターフェイス、(3)ハードウェア音源、(4)シーケンスソフト」が必要でした。PC-98x1とかミュージ郎とかの頃です。ボクにとってはこの環境が単純明快です。
  • その後の過渡期で、「(1)PC、(2)シーケンスソフト、(3)ソフトウェア音源」という時代もありました。クソ高いシーケンスソフトだけ買っても音源がないので、クソ高くてクソ重い音源ソフトを買わなければならないのです。不安定でレコーディング中に落ちたよどうしてくれるんだみたいな話もよく聞きました。
  • そういった感覚が未だにあって、ソフトウェア音源は重くてレイテンシが酷いというイメージも手伝い、どうしてもハードウェア音源を用意したくなるのです。うちではSD-20が現役です。SonicCellとか欲しかったなあ。
  • で……もしかして、今って「(1)PC、(2)ソフト音源が付属しているDAWだけで事足りる時代? なんかMusicCreator6に付属してるソフトウェア音源の使い方がぜんぜんわかんなくてすっごい面倒だったんだけど、SONARレベルのソフトだったらうまく動いてくれるのでしょうか。ボタンをぽちっと押すだけでWAVEデータになってくれたりするのでしょうか。いや、そもそもWAVEデータにするまでもなく、リアルタイムで全部のエフェクタがかかってくれたりするのでしょうか。そりゃめちゃめちゃ重そうだけど…。
  • そこで欲しいのがSONAR X2 PRODUCERというわけ。6万かあ…。
  • ちなみにCakewalk系の「楽譜入力」が必要なので、いいDAWを買おうとするならSONAR一択です。これも困った問題だ。たいていどんなDAWも、ピアノロールとかがメインで、楽譜入力はおまけでついてるみたいな感覚なんだよねー。