Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

  • いや、すべては潜在的なんだよね。例えば、ボイスの存在が億劫でゲームをやらなくなってしまった人も、それをボイスのせいだとは思わないのではないか。ボイスのせいでゲームがつまらなくなってしまったにも関わらず、ボイスがないと話にならないという考えは変わらないのではないか。以上仮説ですけども。
  • まあ、実は、それに対して我々(笑) 開発者のできることは、「ボイスが入っているにも関わらず、プレイが億劫でない表現方法」を模索することだ。しかし日本のゲーム開発現場はまあ硬直的。俺も人のことは言えない。
  • 3DSの「新・光神話 パルテナの鏡」が、それに対するひとつの答えを出していた。プレイヤーが必死にアクションゲームをしている間に、後ろでだらだらと会話してる方式。あれは悪くない。必死だからしばしばセリフを聞き逃すのが欠点ではあるが。
  • というか、ほとんどそれしか答えはないと思う。文字を読みながら声を聞くのは鬱陶しいし、延々とただアニメを見させられるのも退屈だ。何らかの操作をしている後ろで話が進んでくれるのが理想で、例えば学校の先生の話なんかは本当は何か別の作業をしながら聞いていたかったし、現代は友達の話でさえメールを打ちながら聞いてたりするんじゃないだろうか。証拠として、「シュタインズ・ゲート」で、対面している相手のセリフを聞きながらメールを読み書きするのがちょっと楽しかったことを挙げておこう。(結局まだ最後までプレイしていないが)
  • そのためのオートモードだという説もあるが、結局地の文は読まなきゃいけないじゃん…。
  • そして音を消せばいいという問題でもない。文字を読んで意味がわからないとき、それは文章が悪いのか、声優さんの演技に期待してるのか、それがはっきりしなくてストレスなのだ。