- 輪るピングドラムを見ています。きっと何者にもなれないことを思い知らされて鬱になるアニメ。仏教ものかと思ったらちょっとキリスト教っぽいところもあって、でも扱ってるものはやっぱり仏教かも。
- 10話くらいからやっと意味がわかって、面白くなってきた。難しいよ…。とにかくあらゆる事柄に関して、本気なのか冗談なのかよくわかんない。冗談だと思ったものが平気で伏線だったりするし、そもそもジャンルが不明ってのもわかりづらいんだよなあ(いや、ウテナとかもそうだったけど…)。
- しかしそれは最近の流行のような気がする(シャフトものとかにも同じようなところがあるよね)。と同時に、音楽史になぞらえるところの無調時代、混沌時代の作品のようにも感じる……というのは違うか。もしかしたら新印象派くらいのものなのかもしれない。2周目もついにここまできたか、みたいな。
- こういうのを何となくで見られるようにならないとアニメ鑑賞って楽しくなさそうだが、それだとなんかなあ。それって見てる意味あるのかな、と思ってしまうわけ。
- 一時期脚光を浴びていた地域密着型アニメ(?)は、つまり国民楽派ということであった。(笑)