Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

  • 俺がコードを理解する感覚って、共感覚っぽいのかな、とちょっと思った。
  • とにかく曲を聴くと、その響きによって「トニック=1」「サブドミナント=4」「ドミナント=5」というのが真っ先にイメージされるんだけど、実は、逆も然り。音楽とは全く関係ないシチュエーションでも、1という数字はベーシックで優等生なイメージで、4は柔らかくてふわっとしたイメージ、5はべたっとしてて尖ったイメージ。(それぞれ、トニック/サブドミナントドミナントのイメージと同じ)
  • おそらく、ヤマハの英才教育が効いてるんだと思う。1と4と5というコードを習ったのはかけ算を習う2〜3年前だよね。数学的なイメージより、音楽的なイメージの方を先に学んでいる。
  • 2メジャーとか4マイナーとか7フラットとかは小学校高学年以降に学んだはずなんだけど、それでもやっぱり属調(5の調)のべたっとしてて尖った感(2メジャーなど)、下属調(4の調)の柔らかくてふわっと感(5マイナー、7フラットなど)がついて回ったりする。
  • 1の7thは、べたっとした優等生感なのが面白い。理論的には下属調のコードなんだけど、下属調であることより、現在の調の1であることと、下属調の5であることの方が優先されているわけだ。
  • 2と4がほとんど同じに聞こえるのもそういうイメージの話なんじゃないかなあ。1と6はわりと違うように聞こえるのは、まあ、よくわからんが。(1と6がほとんど同じに聞こえるって人もけっこういるみたい)
  • 以上、あんまりわかってもらえないであろうお話。
  • そういえば、「長調=明るい」「短調=暗い」というのもそもそも共感覚的なんだよね。わかんない人は全く理解できないらしいし。