Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

  • U氏に借りたDVDを見ていますが。
  • 「『水曜どうでしょう』は、どうして、数年経った今でも、面白く見られるのだろうか」「それは、新しいことを全くやっていないからである」
  • この言葉に深く感銘を受けました。
  • なんと、いま流行している我々にとってポストモダンに見えるものは、すべからく、本質的にはモダンなのであった。お約束の連続、先の読めるストーリー、型にはまったキャラクタ、すべてひっくるめて冗談か何かの一種なのかと思っていたけれど実は違う。驚くべきことに、いや、よく考えてみたら、モダンを体験したことのない若いユーザ(比喩)にとってこれは最初のモダン体験なのだ。
  • つまり、今は印象派を通り過ぎた混沌の無調時代なのではなく、一周して新古典派だったのだな。当たり前といえば当たり前だ。無調時代はやはりエヴァに始まり、エヴァで終わっていたと見るべきかもしれない。
  • それはつまり、俺が9年前に始めたことは間違いじゃなかったということだ。むしろ早すぎたという結論に至る。
  • 必然的に、次に来るのは新ロマン派であり、新国民楽派だ。そんなのを意識して先を見据えつつ、先も短いであろう新古典派時代を楽しもうではないか。
  • という、相変わらず酔っ払い思考。ここんとこ酒量が多いぞ。