Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

  • 蕎麦が好物なのですが、なかなかいいお店に行く機会がありません。今日は東府中まで出かけるついでに、以前から気になっていた大泉学園にある蕎麦屋にひとりで入りました。昼下がりの時分です。
  • 私の他にお客さんは2組ほど。私は、「らん」という名前の、ミニカツ丼と盛り蕎麦のセットを頼みました。店内のテレビで柔道のオリンピック中継が行われていたので、何の気なしにそれを見ながら料理が出てくるのを待ちます。ちなみにカツ丼も好物です。美味いカツ丼というのも、なかなか食べる機会がないんですよね。近頃のカツ丼は、ご飯が浸かってしまうほどにだし汁をたくさんかけるいわゆる「つゆだく」という状態であることが多く辟易しています。そういう料理は、カツのせ雑炊とかカツだし茶漬けとかそういう名前にした方がいいと思うのですがいかがでしょうか。私は怒っていますよ。無意味に。
  • 出てきた料理は、蕎麦はまあ普通なんですけど、カツ丼がとても美味しかったです。卵でしっかりとじてあるのですが、それでもカツの衣がガリガリしていて、肉もしっかりとした歯ごたえにちょうどいいくらいの脂身。そしてだしの量もご飯を台無しにするほどでなく、味もとてもよく出ているし、今まで私が食べた中では最高点に近いと思います。とてもいいお店を発見してしまいました。欠点は、盛ってあるのが食べにくい器である、というところでしょうか。
  • そんな感じで、心の中でしきりに感心しながら料理を平らげ、そのときテレビでは谷亮子選手が3回戦で優勢勝ちしていました。帰り際のお会計のとき、フロアの女性(というのは洒落すぎで、普通に店員のおばちゃん)に「美味しかったです」と告げると、「ありがとうございます!」と改めて大きく元気な声が返ってきました。
  • 暑さもなんだか一段落、気分のいい一日でした。