Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

  • ドトールのショートケーキのコピーが話題になっています。曰く、小学生並みに下手くそなんだそうで。内容はこうです。

コーヒーと
ショートケーキ、
おいしい。

  • 確かに小学生並みと言えるかもしれないがそれは褒め言葉で、それくらいの柔らかい頭を持っていないとこのコピーは書けないだろう。少なくとも下手くそなどでは絶対ない。意識や無意識なんて関係なく心の奥まで一撃でズバっと入ってきて、自分がそれを体験している情景まで浮かんでくるいいコピーだと思う。
  • 例えば俺がこの仕事を与えられたらどうか。たぶん似たような「王道」とか、ちょっと捻るなら「懐かしい」「たまには」というアプローチから考えると思うけど、おそらくこんな切れ味のいいものは出てこない。つまりこれは、紛う事なきプロの仕事である。たまたま話題になったとかそういうレベルではない。