Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

  • イムリーにパクり騒動が。たぶん法的には問題ないだろうし、むしろ問題が起こらないように作られているのではないかな。なので、作者はただ胸を張っていて欲しいなと思います。うまい表現が見つからないけど。
  • 最近知ったんだけど、音楽って緊張感と集中力なんですって。まあ!
  • 昔から、それこそ小学生の頃から、本番では緊張したくなかったし、集中もしたくなかったんだよな。だから基本は暗譜と手癖で、楽譜はそれを覚えるためのマニュアル。最終的には必ず楽譜をコピーして一列に並べたようなやつを作らされるんだけど、発表会やらなんやらではそれを見て弾いたことなんてなかったもんな(譜面台に置くだけは置く)。そりゃ、楽譜を読む能力も育まれないわけだ。ヤマハのグレード試験に出るものくらいは初見で弾けたけどね。
  • なんかね、そのことを知ってから、例えば執筆にもブレイクスルーがあった。シナリオを書くとき、「集中して真剣に書く」のが嫌になったので「集中しないで適当に書く」ことにしてたんだけど、なんでそんな極端なことをするんだ。「集中して適当に書く」というのをやってみたらなんかすごい楽でした。
  • 「適当に」という言い回しも語弊があるけれども。
  • 例えば「彼女は笑った」という内容の文章を書きたいとする。真剣に書くときは、それをどう表現すれば最も伝達率が高いか、言葉が美しいか、読みやすいかというのを延々と考えてしまって、全く執筆が進まないわけだ。
  • 単に「彼女は笑った」とそのまま書いていいし、そうするのが一番楽であるということに気づいたのは、意外と最近のことだったりする。
  • ちなみに、時間がない(=締切が近いor締切を過ぎている)ときはそう書かざるを得ないから、執筆が進むわけね。時間があるのにそれをすることは創作をやっている意味がない、創作に対する冒涜だ、くらいのことを思っていたかもしれない。