Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

先月はここの記事を一回も書かなかったらしい雑記

・変な値の抵抗が必要なときって困るよなあ。1.5kΩとか、よくある定数の抵抗2本でも微妙に表現できない数値でさ。一番近いのが1kΩ+470Ωだけど、完璧主義者にそれを使えっていうのはそりゃ酷ってもんよ。w

・いつもお世話になっているA店で1.5kΩ・1/4Wの金属皮膜抵抗が99円で売ってるけど60本も入っていてつらい。そこで、少ない個数で買えることのあるK店を見てみると、10本で160円だった。M店だと1本20円で売ってるが、予備?とかに5本くらいは欲しいので、結局最初のA店で60本買うのが一番安いということに。余りまくるのでつらいが、気休めに3kΩのを買おう。3kΩも充分変だし、1.5kΩが欲しいときに2本ずつ使えばより早く消費でき、並列にすることによって定格電力も稼げるからだ。(本当に気休めだ。1.5kΩなら1/4Wで充分すぎるくらい充分)

・実装面積のことなんかもちろん考えていない。まーはんだでニコイチみたいにすれば同じような面積で実装できるっしょ。

・そもそもっちゅうか本中華、巷で売られてる抵抗セットの内訳ってそこまで実用が考えられてない感じがするんだよね。マイコンで5Vあるいは3.3Vやってる限り2桁Ωの抵抗なんて誤差範囲だからつかわねーし、100kΩよりでかい抵抗ももっとまばらでいい、例えば680kΩってそんなのもう1MΩでいいだろ⋯。

・というかもっと早い段階(例えばArduino出たての頃とか)で、ホビー&教育分野のために、もっとわかりやすい抵抗の系統を作っておくべきだったのではないか。E6系統(1.0/1.5/2.2/3.3/4.7/6.8)とかE12系統(1.0/1.2/1.5/1.8/2.2/2.7/3.3/4.7/5.6/6.8/8.2)とかやってないで*1、0.5刻みとか0.25刻みとかの方がホビー&教育分野では便利なんじゃないのってことなんだけど、単価とかの関係で難しいのかなあやっぱ。

・まあ、我々がこうやってごく低価格で遊べるのはやっぱり産業分野で大量生産されていて、そのおこぼれに預ってるからなわけでね。


・吸煙や換気をしても、はんだづけするたびに頭痛がひどいし気分悪いし大変だったのだが、ふと思いついてこんなのを買ってみた。

・これはすごい。従来の不快な症状は全く起こらず、煙の行方を気にする必要もなくなり、非常に快適にはんだづけができるようになった。

・思ったより息苦しくもなくて、脱着の方が面倒なので、はんだづけやって何か別の作業やってまたはんだづけ、みたいなときもずっとつけていられる。息苦しさは普通のマスクと同程度か、むしろ呼気に抵抗がほとんどない(弁があってフィルタを通らない)分こっちの方が楽かもしれない。

・特筆すべきいい買い物だった。そんなに高くないしね。フィルタ缶みたいなのは消耗品なので買い換えなきゃいけないけど。

・それでも一応吸煙と換気はしよう。たぶん換気せずにやりすぎるとマスク取った後の呼吸でやられる。


・その後MOSFETについて追加で知ったこと。結局実際に使う機会がないので、知識だけ。

MOSFETのゲートって電気的動作としてはコンデンサと似ていて、「電荷が貯まっている間はソース-ドレイン間が導通する」というものらしい。なのでいったんゲートに電圧をかけてSD間を導通させた後、ただゲートを遮断するだけでは貯まった電荷が放出できず導通が続くのだそうだ。遮断するためには適切に放電してやらなければならない。

・ここでふたたびMOSFETの回路図記号を見てみよう。こちら。

・この、ソース&ドレインとゲートの間に隙間があるのはそういうこと(コンデンサを模している)なのね。


・今思いついたけど 1kΩ+(1kΩ∥1kΩ) で1.5kΩか。3本でできるならそれはそれでよかったかも。なんか (1kΩ+2kΩ)∥(1kΩ+2kΩ) 以外思いつかなかった。アホやな。

・もう3kΩ買っちゃったからもういいけど。

*1:ちなみにEn系統というのは誤差を吸収するために作られた数列系。定数が大きいほどまばらになっていくのは、定数が大きいほど素子が持っている許容誤差1%あたりの幅が大きくなるため。