・ということは、つまりこういうことなんですかね?
利得とかがどうなってるのかはわからんけど、とにかく電気が流れる方向と機能は合ってるんじゃないかと思う。
・これが正しいとするなら、普通のトランジスタではなくプログラマブルユニジャンクショントランジスタを使う利点は、単純に部品点数が1個減るだけということなのでは⋯。
・とか言いつつ(内部でトランジスタを直列的に2個繋いだだけの)ダーリントントランジスタとかもそれはそれで便利だと思うし、そういうのはあまり気にしないのがよろしかろう。いろんな部品を知ること使ってみること自体も楽しいしな。
・いつか妄想してたHID計画、たまーに思い出したようにコーディングだけやったりして、なんとなくマスター側(コード受信+PCに出力する側)のスケッチは書いてみた。とりあえず開始コードと終了コードを認識して、基本的なASCIIコードを受信したら Keyboard.write() するくらいの。スレーブ側(コードを送信する側)はまだ全く触ってないので実験もできないが。
・あとクロックを誰が出すのかも決めてない。マイコンじゃなくてなんとなく、クリスタルあるいはセラミック発振子+74HC4040(汎用ロジックIC*1 )あたりで出したいなあと考えてはいる。
・いや、555でも非安定マルチバイブレータでもNAND発振でも何でもいいけどね⋯⋯などと思いつつだらだら調べてたらプログラマブルユニジャンクショントランジスタがけっこう簡単に発振してくれるらしいというのを知った。ついでに等価回路も書いてあった。上ので合ってた。
・ところでRP2040っていうチップがありまして、Raspberry Pi Picoに載ってるMPUなわけだけど、単体だと150円とかで売ってるのね…。ショップによってはもっと安くて、海外発送なら120円くらいで売ってるのも見かけた。
・で、RP2040の中身っつーのは、例えばSeeeduino XiaoのMPU・ATSAMD21G18と同じArm Cortex-M0+。XiaoをHIDにするときに使うTinyUSBっていうライブラリがほぼそのまま使えて、さらにRP2040がUSB1.1の機能をハードウェアで持ってるみたいなので、つまり150円+USBコネクタでHIDつくれそーなのよ。
・しかし一番の問題はRP2040のパッケージでありまして⋯⋯QFN-56っていうマイコン界隈ではあんまり見かけないやつなんだけど、一応ESP系がよくQFNを採用してるかな? 足の代わりに、チップの直方体の側面に直接ランドみたいなのが張り付いてて、手はんだの場合はボードに置いてサイドからちょんちょんする感じ。チップコンデンサとかチップ抵抗のやりかたに近いかな。
・他の表面実装パッケージよりも手はんだしやすい印象があるにはあるんだが、データシートによると恐るべし、1つのランドの幅が0.2mm、ランド間の幅が0.2mm。つまり0.4mmピッチ。こんなの手はんだでやるのはムリだよなあ⋯。
・ムリだとすると結局、誰かが作ったRP2040搭載ボードを買うということになるが、一番安いのは結局純正のRaspberry Pi Picoなのでありまして。まーXIAOも同じような値段なんだけど、RP Picoの方がMPUのスペックとしては上なのかな。まあ1個くらい買っておくのはアリだろう。
・ちなみに前にも解説した上に超有名だから再び説明するまでもないと思うが、Raspberry Piっていうのは、GUIなOS(Debian系だっけ? とにかくLinuxベース)が標準で用意されていてキーボードとマウスとディスプレイを繋ぎ、ストレージとしてSDカードを使ったりというまー要するにLinuxパソコンなんだけど、巷ではよくシングルボードコンピュータと呼ばれてるやつ。
・いつの間にかけっこう色んなのが出てて、ナンバリングなメインっぽい機種(最新は4)や、ZEROっていう性能を絞ってコストを下げたような機種(以上はボード単体で売ってる。ケースとかとセットで売ってることも多いが)のほか、キーボードに本体が内蔵されてるやつとか、タブレットみたいなタッチディスプレイに本体が内蔵されてるやつとか、そういうのもサードパーティーから発売されてたりしてなかなか盛り上がってる感がある。
・しかしRaspberry Pi Picoは毛色が違って、これだけはArduinoとかと同じような形態のワンボードマイコンということになってる。と思う。Pico用に作られたMPUが単体で発売されていて、それがRP2040ということね。ちなみに、例によってArduino IDEにも対応してるらしい。w
・こうやって関係ない話題直後の目立たないところにぶら下げておく。
・11月15日、父が亡くなりました。脳内出血の後遺症により以前から右半身の一部に麻痺があったのですが、さらなる脳内出血で左半身にも麻痺が広がり、その際の検査で見つかった白血病で半年~一年という余命宣告の下、本人の希望で自宅に戻り重介護生活がしばらく続く⋯⋯かと思いきや、自宅に戻って10日ほどで静かに息を引き取ったそうです。あまり家族に迷惑もかけたくなかったんじゃないかなーと個人的には思ってますが。*2
・自分は末っ子だからなのかそこまで精神的な繋がりが濃いわけではなかったし、色々と理不尽なこと、納得いかないことはありつつも、起業した会社が今でも順調な収益を上げているらしいことは普通に尊敬に値するし、育ててくれて感謝というのはまあもちろんのこと、ある程度の年齢になってからはとにかく干渉せず放っておいてくれたことは自分にとっては非常にありがたかった。
・酒乱で短気ではあったけれども、隣人愛や博愛みたいなものは人一倍強い人だったようにも思います。享年72 *3。合掌。
・父に縁のある人がこんなところをしかもリアルタイムで見てるとも思えないけど、11月21日に半通夜みたいなのがありますのでおいおい待てよそりゃ待てよって人はご連絡ください。翌日は家族葬ってことになってるので外来(?)は21日がラストっぽいです。