Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

「HSP」と可変抵抗

  • 先日このブログのカテゴリを整理しようと思ったら、HSPっていうのが既にあったんだよね。わたくし明確にHighly Sensitive Personなので、その話をしたときに作ったのかなあ⋯⋯と思って見てみたらやっぱりHot Soup Processorだった。
  • 今やHSPぐぐるとひっかかるのはHighly Sensitive Personばかり。Hot Soup Processorが不憫でなりませんな。Hot Soup Processorも楽しいのよBASICに似てて。構文が優しいので初心者にもオススメみたいなところがあると思うんだけど、しかし何だ。そういうのもすっかりScratchとかにもっていかれた感があるよなあ。
  • ところで教育用プログラム言語と言えばPascalだと思うんですけど! なんか非常にマニアックなものになってしまったねえ。前からか。w ちなみにDelphiってちゃんとまだ開発されてて、最新バージョンは無料版と一番安い有料版*1の差がものすごいことになってて笑えたりとか、マイコン用のPascalコンパイラもあるんだけどこれも高かったり、AVR用のFree PascalとかもあるにはあるがAtmel Studio*2対応とか書いてあってどうしたもんやら。Pascalってコンパイル速くていいのになあ。
  • でもまあいいさ。Arduino言語にはbeginとendはないけれど、Cと違ってTrueとFalseがあるのでな!!!!!*3


  • やっと気づいたんだけど、普段やってる↓これ、よくないよな⋯。
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    せめて↓こうするべきだし、
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    もっと言うなら↓これくらいやっても罰は当たらんだろう。f:id:chinorin:20210806233949p:plain:w200
    コンデンサはついでだが。可変抵抗って「こすれ」でノイズ出てるよね。
  • R3があればR2はいらんのか? でも可変抵抗って、回転するやつは大丈夫そうだけどスライドするやつだと抵抗体とスライダーの接触がよくない個体がたまにあって、仮に浮いたりしたらポートがオープンに⋯⋯って、そもそも可変抵抗の値をそのまま読んでるってことはアナログ入力だろうから別に問題ないのか? いやいやもしかしたらデジタル入力でヒステリシスの実験をしてるのかもしれんぞ。w
  • っていうか、R3があるとこのPortで検知できる電圧が(10ビットADCの場合)0~1023の範囲からかなり狭まる気がするんだが、そういうもんでもないのか? っていうか、いつでもどんな値の可変抵抗を使っても、検知できる範囲がなぜか0~1023になってる気がするんだが、それはいくらなんでも気のせいだよな⋯?
  • そもそも俺はたぶん可変抵抗の使い方がよくわかっとらんぞ。例えば、
    ↓これはどんなときに使って、結局何を検知してるんだ?
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  • 等価回路を考えるに、単純に分圧するはずだから⋯⋯結局ここにINPUTを直結するなら、マイコン内でGNDに繋がってる以上、上のやり方と同じことになるような⋯⋯ってあーそうか、こうすると分流直後に合流だから、電流値が変化しないのね。なるほど。
  • 電圧については、まず分圧するのは間違いないんだが、それから抵抗のある線とない線に分岐して、並列の合成抵抗は逆数の和が逆数だから⋯⋯ゼロの逆数ってなんだっけ? 計算してみよう!(その後私の姿を見た者はいない⋯)
  • なんかね、この前Digisparkが相次いで壊れたのとか、よく電源をとってるUSBハブについてWindows10からサージ警告が出たりするの、可変抵抗の使い方が間違ってるせいなんじゃないかと思えてきたのです。可変抵抗を安全に運用しつつ、それで戻り値の範囲が狭すぎるなら analogReference() でなんとかできるようにしたいのだが⋯。

*1:確か20万くらいだった。

*2:Atmel Studio:AVRとかのネイティブな開発環境。Atmelがもうないので当然Atmel Studioももう存在せず、今はMicrochip Studioって名前になっててなかなか寂しげなものがある。

*3:当然constで書かれてるだけである。