- 近年ロータリースイッチ方式はだいぶ少なくなってきたみたいなんだけど、テスタってなんであんなにガチャガチャガチャガチャ回さなきゃいけないんですかね。あれ回すたびに苦痛で苦痛でしょうがないのは俺だけなんだろうか。一番使うやつ(導通とか抵抗とか)に限ってOFFから一番遠い位置にあるしさ。そんでよく合わせるところ間違えるんだわ。はんだづけした後にテストしてみて全然導通してねえ俺のこのへたくそっぷりを見てくれ!!!! と思ったら隣のhFEチェッカになってんのな。
- ちょっとオシロスコープが欲しいんすわ。オシロスコープといえばベクタースキャンなわけだがもちろんそんなものはもう売ってないのでラスタースキャンどころかTFTとかのを選ぶことになる。テスタと一緒になってるようなやつもあって、なんとなく便利そうだなあテスタが2台あってもいいよなあと思ってみてもそれもまたガチャガチャテスタなのであった。
- いや、普通にオシロスコープ単体で充分テスタの代わりになるとは思うんだが。あとほんとどうでもいい上にほんと今更なんだけどデジタルマルチメータのイニシャリズムがDMMでわろた。
- 今、なんか思いついて雑にHID(ヒューマン・インターフェース・デバイス。キーボードやらマウスやらのたぐい)を作ろうとしたら、自分の場合、現実的には以下のようなマイコンボードを使うことになる。
- Digispark等のV-USBなAVRのボード。300円くらいから。
- Seeeduino XIAO。650円くらい。
- Pro Micro。700~1200円くらい。
- 300円くらいならまあ悪くないんだけど、雑に作るには650円とかは高いと感じてしまうんだよなあ。
- ちなみにDigisparkはあれから色々試して、V-USBが動かなくなった3枚のうち2枚はふたたび動くようになった(フューズ設定が間違ってたみたい)んだが回路組んでテストしてたらまたすぐに動かない状態に戻ってしまった。残りの1枚はそもそもどうやっても復活させることができず、最後の手段であるところの12Vで強引に書き込むというのをやってもだめだった。
- この壊れやすさは個体の問題(つまり運)なのかそもそも互換機だからなのかよーわからんが、IC単体ならともかくDigisparkみたいなやつにArduino as ISPとコマンドラインで何かを書き込むのはなかなかのめんどくささがあるので、もうあんまりDigisparkを触りたくない気持ち。
- あるいはなんか変な配線とかしてるかなあ。V5をGNDに直結とかそういうの気をつけてるつもりなんだけど、なんかDigisparkのピン配置ってすげえわかりにくくない?w 何なんだろう、ピンヘッダが上方向に出てるのが慣れない感じなのかな。
- とすると、次に安いのはXIAOということになるのだが、これがめちゃめちゃオーバースペックでな。Pro Microがまーそこそこの8ビットAVRを乗っけてるのに対して、XIAOはCoretex-M0+コア、今をときめく32ビットARMですぞ!!! まあ、引き出されてるピン数は少ないんだけど⋯。(TX/RXはUSBでHIDするなら使えないのでそれを除くとPro Microは16、XIAOは9)
- 一方、PIC方面だとPIC18っていうのがUSB関連の機能を内蔵してるんでしょ? 単品で220円とかで売ってていいなーと思う。AVRだと結局ATmega32u4しかないみたいで単品で600円くらいするし、何よりm32u4はDIP版がねーんだよなあ。あの、QFPをスーっと4回の直線運動ではんだづけする神業、俺にはとてもできる気がしねー。
▼神の所業
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- なお今からPICに手を出すのもちょっっと躊躇われる。PICライタって8000円とかするじゃん⋯。
- 「USB HID」とかで検索してるとたまに出てくる激安という噂のCH552とかも国内ではなかなか売ってないみたいだし、その親戚のCH551Gってのが200円くらいだったので試しに買ってみたがやっぱり今ひとつよくわからん。このボード自体は値段の割にけっこう優秀そうだけど、8051系はAVRに比べるとネット上の資料が少ないように思う。本買うのはめんどくさい。
- なお600~700円くらいのレンジだとなんと、Raspberry PiのPicoはともかくZEROまでもが視野に入ってきたりする。GUIつきのLinuxがちゃんと動いてるのにWindowsの下でHIDとして使うなんて贅沢な⋯⋯みたいに思うけど、使いながら随時挙動を微調整するような用途あるいはテスト環境としてはかなり便利かもしれないね。