Superb Garbages 2

千野純一(chinorin)のはてなダイアリーの続きです。

マイコン連動とコンデンサと抵抗

  • うーん⋯⋯いくつか買ってあったDigisparkが相次いで書き込めなくなり、色々調べてdigispark用のブートローダを書き込んだつもりなんだけどどうもDigiMouseやDigiKeyboardが正常に動かない。ただのATtiny85になってしまった。ただのATtiny85なんて、ちょっと速いATtiny13Aみたいなもんじゃないですか。(そう?)
  • ちっちゃいのにがんばってUSBを制御しようとしてるのはなかなか好感もてるけど、まーやっぱりムリがあるんじゃないの。w ちゅーことで、DigisparkとATtiny13Aを連動させ(足がたりないから)、右クリックする間隔を可変抵抗で自由に変更できるという「Minecraft統合版自動釣りデバイス」を作っていたが諦めてSeeeduino Xiaoかなんかでやろう。
  • でも「準備完了ピン」と「右クリック指令ピン」でDigisparkとATtiny13Aに会話させるのは楽しかった。2ピン使って全二重通信をしたが、次の機会があったら1ピンで半二重をやってみたい。

 

  • コンデンサって具体的に何に使うのか知らなかったしどれくらいの容量のをどれくらいの頻度で使うのか全く見当がつかず、必要ってときになかったら嫌なのでまーとりあえず「ひととおり入ったセット」を買っておいたりするじゃないですか。一応セラミックコンデンサ電解コンデンサのそれぞれで。
  • しかしコンデンサというのはそんなにたくさんの種類を持ってる必要ないわけね。この回路にはこういうコンデンサが必要ですって言われるときってたいてい「0.1μF~10μF程度」とか「数十μF~数百μF程度」とか「100pF~470pF程度」とかってわりとアバウトに指定されることが多い。ので、パリッパリのアナログ回路をやらない限りは結局ぜんぶで3種類くらいしか持ってなくても大丈夫なのね⋯⋯という気持ち。
  • これは抵抗にも言えて、例えばLEDの電流制限抵抗だって結局「計算すると150Ωくらいが最適ですが、持ってなければ110~470Ωくらいのを適当に使いましょう」みたいな感じだし、プルアップ/プルダウン抵抗だって「どの数値が正しいかというのはなく好みです。10kΩで統一してる人もいれば、そのへんにあった47kΩとか22kΩとかを適当に使う人もいます」みたいなね。
  • 結局、セラミックコンデンサは103(0.01μF)と104(0.1μF)、電解コンデンサは22μF、抵抗は220Ωと10kΩ(と、強いて言えば1MΩ)。ほとんどそれしか使ってない気がする。可変抵抗も10kΩばっかり。電源やオーディオなんかをやる場合はもっと色々必要かもしれないけど、これから電子工作を始める人、特にデジタル回路しかやる気ないよって人は参考にしてください。w
  • あとスイッチ(押しボタンとか)をよく使う人は10kΩの集合抵抗(抵抗アレイ)があると便利かもしれないよ。10kΩが並列でたくさん繋がってるだけのやつ。