- あーー、NANDだけでNOTもANDもORも作れるんだ。頭いいなオメ―。
NOT A = (A NAND A)
A AND B = (A NAND B) NAND (A NAND B)
A OR B = (A NAND A) NAND (B NAND B)
- つまり⋯⋯
A NOR B =
{(A NAND A) NAND (B NAND B)} NAND {(A NAND A) NAND (B NAND B)}
A XOR B = {(A NAND A) NAND (B NAND B)} NAND (A NAND B)
- なげーよ。
- マイコン周りの色々な気持ちをだいぶ感覚的にとらえられるようになった気がしていて、その上で様々な周辺情報を覗いてみると、どうやらAVRなArduinoはやや時代遅れ感があるみたいね。まあ、Atmel(AVRのメーカ)はもうないしねえ⋯。今はESP32系か、ARM系か、あるいはRaspberry Pi Pico(PicoはOSをインストールして使うようないわゆるシングルボードコンピュータではなく、むしろArduinoとかに近いワンボードマイコン)あたりが主流なのかな。
- 確かにESP32開発ボード(900円くらい~)とか、Seeeduino Xiao(500円くらい~)とか、Raspberry Pi Pico(700円くらい~)とかに比べるとArduino、特にちゃんとArduinoの名前がついてるやつは明らかに割高だ。例えばESP32みたいにWi-fiとBluetoothが標準搭載ついでにARMアーキテクチャなArduino M0 Proは最低でも6000円くらいはするようだし、Linuxも載ってるArduino YUNとか、いわゆるArduinoフォームファクタな製品はけっこうするんだわ。所有することの満足度みたいなのはちょっとあるけど、最終的には明らかに便利さの方が有利になる商品だしねえ。
- しかしArduinoが未だに有用であるのは、ArduinoIDE(統合開発環境)とArduino言語(C言語に似てるんだけど、Cの型ってこんなに適当だったっけw)は未だに使われているところだ(とりあえずESP32とSeeeduinoはArduinoIDEで開発できる)。イタリアのメーカが中華系マイコンと価格競争するのはやっぱりムリがあると思うので、お約束通りというかなんというか、結局ソフトメーカになっていくのではないだろうか。w 今のところ無料のArduinoIDEをどうやって収益化するのかはよくわからんが。つーか元々「オープンソースハードウェア」だもんなあ。
- で、しっかりArduino UNOから入ってしまったわたくしでありますが、まー現代における新マイコンの歴史をちゃんとたどった感じで、無駄ではなかったんじゃない。何よりArduinoは資料が多くて非常に助かったし、こんなに楽しくやれてるのもArduinoのおかげである。というか所有している限りUNOやLeonardoなんかは小規模な実験環境においてすごい便利だからこれからもずっと使うと思うよ。